やわらかな春の光に包まれ、校庭の景色にも少しずつ春の訪れが感じられる季節となりました。保護者の皆さま、地域の皆さまには、この一年、本校の教育活動に温かいご理解とご協力を賜りましたことに、心より感謝申しあげます。
さて、千屋小学校は、本年度をもちまして、その長い歴史に静かに幕を下ろすこととなりました。平成16年、旧千屋小学校と実小学校が統合し、新しい千屋小学校として歩み始めてから二十余年、多くの子ども達がこの学び舎で学び、成長してきました。
私自身、校長としてこの千屋小学校に勤務して三年になります。学校統合、閉校という大きな節目の時期に、この学校に勤務できたことを大変ありがたく感じています。地域の皆さまが学校を大切に思い、温かく支えてくださっていることを日々感じながら、子ども達とともに歩んできた三年間でした。
ふるさと学習では、地域の自然や歴史、文化を教えていただき、また運動会などの学校行事では、多くの皆さまに準備や運営にご協力いただき、温かい声援を送っていただきました。子ども達は、地域の皆さまとの関りの中で、ふるさとへの誇りとふるさとを愛する心を育んできました。四月から子ども達は、上市小学校で生活を始めます。学ぶ場所は変わりますが、ここ千屋小学校で過ごした日々、地域の皆さまからいただいた温かい励ましや支えは、これからの人生を歩んでいく大きな力になることでしょう。
校庭に響いてきた子ども達の笑顔と声、地域の皆さまに支えられて積み重ねてきた日々は、これからもこの地の大切な記憶として残り続けることと思います。長きにわたり千屋小学校を見守り育ててくださったすべての皆さまに、心より深く感謝申し上げます。この千屋小学校で育まれた学びと温かい心が、これからも子ども達の歩む道を静かに照らし続けてくれることを願い、学校長のごあいさつといたします。